Jaif Tv 特別編 「福島とチェルノブイリ ~虚構と真実~ 」
今から25年以上前、私が札幌で学生をしていたとき、泊原発反対運動を経験した。とくに演劇なんかやってると、その手の「活動家」の学生とも付き合いがあるのだが、彼らに特有の情緒的かつ一面的な「正義」にも、マンガチックな陰謀論にも、私はまるで興味が持てなかった。
そしてそれは今でも変わらない。
リスクを定量的に評価することなく、〈動機の純粋性〉(丸山眞男)を根拠にしてワイドショウレベルの浅薄な善人性の承認を求める。そうした幼稚な思考態度が何をもたらしたか。この期に及んでいまだそれを理解できぬ者を、バカと呼ぶのだ。そうした思考の怠慢こそが「不正義」なのだといい加減知るべきだが、おそらくこれは無理な注文なのだろう。さすがに私も学習した。
つまり、バカは死ななきゃ治らないってことだ。
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