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2014年11月 6日 (木)

ちゃぶ台

拾いもののちゃぶ台に着色。
ちゃぶ台の購入に3000円の予算を計上していたので、その分を0円に修正。
この乞食的「節約」を、あと60回繰り返せば、やっと黒字予算となる。 宣伝美術はもとより、舞台美術、音響オペまで主宰自らやり、脚本料、演出料をともに0円で計上したうえで、だ。
これが小劇場の現実。どん引きだろ?
しかも予算はあくまで予算なので、実績がどう転ぶかは蓋を開けてみるまでわからない。チケットはほとんどが「当日精算」。その公演当日、台風なんかにこられた日には、キャンセル続出でもう完全にアウトだ。お天気は大事。
そうした諸々のリスクヘッジとして、多くの団体でチケットノルマという制度が採用されてきたわけ。ある意味「税金」と似てる。しかしプロデュース形式の公演が一般化し、俳優の流動化が進むと、この制度は成立しにくくなってくる。
つまり団体としての「共同幻想」が、ない。そういう状態で、「ノルマ」が成立するのは、素人が舞台に“立たせてもらう”ケースに限られてくる。
「ノルマ」の意味合いがリスクの共同分担ではなくて、「参加料」になってしまうのだ。 

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