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2014年11月19日 (水)

放射能デマ

この期に及んでいまだ微量の放射線の影響を過大に吹聴する者がある。
関心があるのなら少しは学べばよさそうなものだが、がんらい思考に怠慢なのか、そもそも「学ぶ」ということが根本的にわかっていないのか、「今さら何周遅れだよ?」といいたくなるバカげたデマを鵜呑みにし、平気で拡散する。それで善人ヅラして恥じぬのだから、もはや、つける薬がない。
学ばぬバカはただ言葉の「印象」に脊髄反応する。「汚染」の言葉に踊らされ、たとえば東京五輪招致にファナティックな反対をしたその口で、平気で被災地の風評被害を嘆いてみせる。
自分でも何を言っているのかわからないのだろう。場当たり的に善人ヅラするから、主張に論理の一貫性などない。そしてこの論理性の欠如こそが偏見と差別を生むのだが、いかんせんバカなので、本人たちにその自覚がない。

現在、巷に出回っている放射能デマはたいてい、科学的にとっくに「論破」されている。
2011年の段階ですでに“民衆”むけのわかりやすい資料が、“民衆”自らの手で出されている。
 

『放射能について学ぼう』

http://www.slideshare.net/jyunichi0934/ss-10201896


これは福島在住の塾講師が、かつて阪神淡路大震災を経験した生物学者の監修の下に書いた資料だ。よく知られた資料なので、多くの人が、すでに何度か目にしていると思う。
オカルトじみた怪情報に不安がってるヒマがあるなら読んでみるがいい。ごく平均的な義務教育レベルの読解力があれば、じゅうぶん読めるハズだ。
もっとも、科学的知見に基づいて論理的に考察するという、最低限の知性を持ち合わせていればの話だが。

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