お役所仕事
来年度の芝居のことを考えつつ、いろいろ施設の調べ物などをしているのだが、使用料や使用条件をあらかじめ明確にせず、「ともに作り上げる」などの美名のもとに恣意的なルールの運用をしようとするとこは、まったく信用できない。
だって、すべては己の価値判断次第と宣言しているわけだから。
あらかじめ想定しておくべき事態を想定せず、そうした己の怠慢を「臨機応変」などと言い換える。そういう人間に限って、自分基準から外れた相手は「悪」の妄想で塗り固めるのだ。現にそれで痛い目に遭ったことがあるし、そんな人治主義なら、「お役所仕事」の方が100倍マシというものだ。
一般に「お役所」は手続きが煩雑で融通が利かないと批判の対象になりがちだが、ルールの恣意的運用を排除する仕組みとしては、理にかなっている。
ただしその煩雑さ、融通の利かなさが、自分に向けられたときには、私は腹を立てるけれども。だって人って多かれ少なかれ利己的な生き物じゃんか。
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