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2014年10月18日 (土)

表現の自由

演劇に携わるものだからといって、「国はもっと演劇に助成すべきだ」的な、居酒屋政談レベルの軽薄な言説に私が無条件で賛同すると思っているなら、ずいぶんナメられたものだなと思う。どこぞの単細胞どもと一緒にしないでもらいたい。
そもそも演劇みたいなものに国家がどこまで「関与」すべきか?
たとえば火や水をふんだんに使用するアングラ系のテント芝居なんかじゃ、〈公演場所がない〉などというのは昔からよくある話。それを〈国家権力によって表現の場が奪われた〉という構図のイシューにしたがる(それでハクがつく?)わけだが、なんてことはない、多くの場合、単に近隣住民の苦情に行政が対応したまでのことだ。
それとも「芸術」のためには住民の言葉を封殺せよというのだろうか? 表現の自由が聞いて呆れる。

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