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口語で演劇をつくろうという場合、いつも折り目正しい日本語を使えばいいってもんでもない。たとえば今、「ら抜き言葉」はすっかり市民権を得ている。そうした状況下、作家が作中の人物たちに、闇雲に「ら抜き」を禁じたとしたら? 観客が目にするのは、作家の美学ではない。〈今どき、あえて「ら抜き」を回避する意志を持った人物〉が舞台上に登場することになるのである。
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