ブルドーザーデモ
アンポトーソーに対する何のソーカツもなく、むしろそれへのセンチメンタリズムをおのがカツドーの根拠とする。そんな阿呆が一定数いることは知っているし、いたってべつにかまやしないが、税金で食っている国会議員となりゃ話は別だ。
民主党の某議員は〈安倍政権が「未来に対する犯罪」を犯している〉と、『ブルドーザーデモ』を歩いて思ったのだそうだ。
何を根拠に?
この男はヘイトスピーチに反対しているが、自分のしていることがまさにその「ヘイト」であることが見えていない。自己批評性が決定的に欠如している。首相の顔を模したマスクをブルドーザーのタイヤで踏みつける。これを下劣な行為だと思わないのか?
「群衆」はしばしば独善的な自己陶酔の装置となる。
むろんデモという行為そのものを私は否定しないが、やり方はよほど考えないと、単に阿呆が集って愚かさを濃縮するだけだ。
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 茶番劇(2016.11.06)
- 失望(2016.08.28)
- 「『被曝で白血病』はデマ」「よくなった部分も伝えて」 ルポ漫画「いちえふ」作者の竜田一人さん、原発報道に疑義(2016.08.23)
- 藤野発言(2016.06.28)
- 独裁(2016.06.25)
コメント