腰巾着
そこそこの年月戯曲を書いてると、ホンの善し悪しはともかく(それは「価値観」に依るところが大きいので)、巧い/下手は、かなり客観的に評価できるもんなんである。
ところが、明らかに駄作といっていい、某有名作家の作品を、大絶賛してる同業者がいたので驚いた。好き嫌いはともかく、誰でも容易に指摘しうる技術レベルの瑕を、強引かつ頓珍漢な解釈でもって、むしろ最大限好意的に持ち上げている。
頭おかしいんじゃなかろうか?
と思ったら、なんてことはない、作者の一派、俗に言う「腰巾着」であると、後日、人づてに聞いて知ったのだった。
物欲しげでみっともない。
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