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2014年8月21日 (木)

号泣議員

すでに「流行遅れ」となりつつある「号泣議員」。私も動画サイトで会見の模様を見たが、多くの人が言うようには、笑えなかった。

およそ反論の余地がないステレオタイプの「善」を持ち出し、それに対する自分のアツイ思いをアピールする。そのアツさでもって、論理の破綻を補おうとする(補えてなかったけど)。

丸山眞男がいうところの「動機の純粋性」。これが日本の大衆の価値判断における大きな要素であることを、彼は無自覚のうちに心得ている。ゆえに、バカが開き直ってその「バカ」をキヨキココロにすり替える。
それだけでもう、私は反吐の出る思いなのだが、しかし昨今、論理の破綻した幼稚な大人など、そこいらじゅうで見られる。
放射脳を見るがいい、空想平和主義者を見るがいい、捏造記事を放置して謝罪すらできぬ大新聞の社長を見るがいい。
くだんの議員は、少しばかり演技が下手すぎただけだ。

「号泣議員の支離滅裂ぶりを嗤う資格がおまえにあるか?」と、彼らに問いたい気分だ。

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