甲状腺がん、福島は他県並み
甲状腺がん、福島は他県並み 環境省の比較調査(2014/03/28 20:24 【共同通信】 )
環境省は28日、東京電力福島第1原発事故による福島県の子どもの健康影響を調べるため、比較対象として青森、山梨、長崎の3県の子どもの甲状腺がんの頻度を調べた結果を発表した。「対象者数が違うので単純比較はできないが、福島と発生頻度が同程度だった」としている。
環境省は2012年11月~13年3月、青森県弘前市、甲府市、長崎市の3~18歳の計4365人を対象に、甲状腺の結節(しこり)などの有無を調査。福島と同様の56・5%に当たる2468人に5ミリ以下のしこりなどが見つかったほか、44人に5・1ミリ以上のしこりなどが見つかり、2次検査が必要と診断されていた。
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032801002318.html
むしろ今さらこれがニュースになるのが驚きだ。
福島との比較対象として青森、山梨、長崎が選択されてるが、「役所の発表は鵜呑みにできない」という一般論を敷衍して、「真実を知らされていない」と陰謀論を語る者や、調査結果から逆に「青森、山梨、長崎まで汚染されている!」と結論づける“放射脳”を目にするにつけ、いい年した大人がこれだけの時間をかけてこのザマかと、その知的水準の低さに呆れ果ててしまう。
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