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2014年2月19日 (水)

病理

2012年2月にこんなニュースがあった。

時事ドットコム:雪遊びイベント中止に=「放射性物質心配」の声-青森の630キロ無駄に・沖縄

那覇市と海上自衛隊第5航空群(同市)は21日、23日に予定していた子ども向け雪遊びのイベントを中止すると発表した。雪は同航空群が青森県十和田市から搬送したが、沖縄県に自主避難している父母らから、「放射性物質が含まれているのでは」と懸念する声が相次いだためという。イベントは2004年度から続く恒例行事で、中止は初めてという。
イベント用の雪は約630キロ。八戸航空基地(青森県八戸市)の訓練に参加した隊員らが16日、十和田市内で集めてP3C哨戒機で運んだ。搬送時と到着時の2回、放射線量を計測した結果、過去の平常値と同じ水準だったという。
一方、那覇市には2月中旬ごろから、東日本大震災後に自主避難してきた人たちから、会場となる児童館や市に対し、中止を求める声が10件程度寄せられた。市は20日、児童館で説明会を開催。集まった約20人の父母らに対し、放射線量の測定結果を伝え、危険性はないとして開催への理解を求めた。
しかし、参加者からは「雪に含まれた放射能が溶けて空気中に拡散するのでは」「放射能汚染を避けるため沖縄に避難している。少しでも放射能が測定されているなら中止してほしい」などの声が上がった。(2012/02/21-21:04)

ちょうど二年の月日が経つ。
さすがに多くの国民は、常識的な判断力を取り戻したが、一方で、むしろますます“病理”をこじらせる者がある。
彼らの前に科学は無力だ。いくら客観的な数値を示し、その意味するところを専門家が説いたところで、己の不安を満足させる言説以外は頑なに信じないのだから。

もしも私が“社会派”の劇作家だったらこの“病理”を題材とするだろう。しかし私の知る限り、これをマトモな視点で書けそうな「社会派」は、ただの一人もいない。むしろこうした“患者”たちと一緒になって、相も変わらず「国家権力VSイノセントな私」の構図で、幼稚なイデオロギー闘争をやっている。

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