『東京ガールズブラボー』岡崎京子
ざっくり要約すれば、ニューウェイブ大好きの北海道田舎娘が80年代東京を異化する話。私自身『宝島』読者の田舎者だったし(テクノとか、イタイと思ってたけど)、面白く読んだ。神田の『ブラック』とか懐かしい!
巻末に作者と浅田彰との対談。作者は主人公に対して「あまりにもバカなので、描いててハラが立ってきちゃって」というけれど、私は主人公のヨクボーのありように、むしろとても清潔さを感じた。
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