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2014年1月27日 (月)

生れてはみたけれど

小津安二郎監督作品。
フィルムに描かれる少年達は屈託なくいがみ合い、ささやかな富の力(=雀の卵)で力関係を一変させたりもする。実際、少年の社会で、その「転落」はかなり切実なのだ。
そんな切実さの摩擦の中で、少年はやがて「男」になり、「父」となるはずである。容易に変えがたい社会の力関係の中で、息子たちを“食わして”いくために、ときに道化を演じてみせねばならぬこともあるだろう。今、少年の父がそうであるように。
だが、息子はそんな父の姿が我慢ならない。なので文字通り「食う」ことを拒否してみせるのだ。

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