躊躇
「正義」なんていうものは、突き詰めればすべて「独善」だ。「愛」が「自己愛」に過ぎないように。だからといってニヒリズムに陥って絵になるのはせいぜい中学までで、大人はそれでも社会の中で、さまざまな決断を迫られながら、生きていかなきゃならない。
しかし一見ペシミスティックなこの前提が、あるとなしでは、全然違う。少年漫画的な情熱に自ら水を差し、短絡的な「正義」を振りかざすのを躊躇うことができるから。
何度も言うが、アツさはときにバカと同義語なのだ。
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