フォト
無料ブログはココログ

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月27日 (水)

アツく語るその熱で、思慮の浅さが埋め合わせできると思ったら大間違いだ。

「なでしこ銘柄」に17社選定 東証、女性活用企業など

http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013022601002473.html

東京証券取引所は26日、管理職に占める女性の比率の高さや育児支援の充実ぶりなどを基準に、1部上場企業17社を「なでしこ銘柄」として選定した。経済産業省との共同企画で、個人投資家に取引の際に参考にしてもらうとともに、企業側に女性人材の活用を促す狙いがある。

 17社は次の通り。

 マルハニチロホールディングス、積水ハウス、アサヒグループホールディングス、東レ、花王、住友ゴム工業、旭硝子、大同特殊鋼、住友金属鉱山、ダイキン工業、日産自動車、ニコン、東京急行電鉄、KDDI、豊田通商、ファーストリテイリング、三井住友フィナンシャルグループ。

先日ニュース番組で、これを企業の社会的位置づけの変化、という文脈で語っていたが、その理解は違う、と私は思う。
たしかに「なでしこ銘柄」の命名・選定じたい政策的で、副次的には少子化対策等々の狙いもあるのだろうが、“女性の活用”自体はもっとシンプルに資本主義の要請による。たとえば出産後の職場復帰に関しても、企業は託児所の設置やその他のコストを負担してなお、それを上回る生産性の向上を見込んでいるわけで、決して「優しさ」や「おもいやり」や「寛容性」によって、この制度が支えられているのではない。
つまり企業(=株主)にとっては、男だろうが女だろうが、社員はバカより優秀な方がいい。それだけのことだ。

2013年2月23日 (土)

いまだわからぬ

科学的根拠ももなく、出所すら怪しい情報を、いたずらに怖がってみせ、無責任に拡散することで、実害を被る人がある。
震災から二年経ってなお、そのことがいまだわからぬバカがいる。

2013年2月22日 (金)

見たい

twitterを眺めていると、この小屋で、このチケット代で、どうして公演が打てるんだ? といいたくなる宣伝ツイートをわりと頻繁に目にするのだが、芝居はともかく、帳簿が見たい。

理性

偏見に基づく差別というのは理性によって乗り越えられるべきだ。
「ボクは美しいと思うけど」などと特殊な主観を持ち出して問題を無化して見せたところで、おのが欺瞞を際立たせるだけ。今そこにある「現実」の改善には何の役にも立ちはしない。

ジャンプ

スキーのジャンプを見て思う。
傾斜の角度をどうするか、そこに敷き詰める雪をどうするか。
滑降する選手を遠くに飛ばすため。意に反して転倒する者もいるだろう。いずれにせよ着地点をこちらで指定することはできない。
「選手」を「観客」に置き換えてみればいい。

2013年2月21日 (木)

裏話

「自分しか知り得ない」情報が読者(観客)の興味を引くことはある。だが、ただその情報の希少性=業界の裏話的なものめずらしさに依存して、最後まで書き切ることなどできやしない(「できた」と思っても、できてやしない)。「あなたが知ってて私が知らない」ことがあるように「私が知っててあなたが知らない」ことがある。それだけだ。
肝腎なのはエピソードの面白さより、それが物語構造といかに有機的に絡みついているか。そしてそのことにどれだけ自覚的に書かれてあるか。

2013年2月18日 (月)

ド下手

件名:人を騙して楽しい?

心の中で.はそう思って.るのかも知れな.いね。でも、オレ騙そ.うと してるわけじゃない。最初は 本当の偶然でメールをし たわけだけど、今のオレは 本気だよ。本.気.じゃなければ、ここまで.メールは出来ない。

この偶然に感謝し.てるく.らいだよ。でも…全然連絡.がな.い.けど、 ホストだから と いう理由だけで.連絡を.しないってわけじゃな.さそ うだよね?いったい何があったっていうの?

何.かあったな らオレに言ってくれ れば解決するか もしれないし 、何でも聞いてきてよ!

親孝 行も何もできないで父さん を失って母さんを悲しませ.た.…駄目 なオレだけどさ、 今日い われたんだ.よ。お前は何でもいいから一番にな ってみなさいってさ。.だからオレこれからも頑張って いこう。

でも、 やっぱりキミとメー ルが出来ない と嬉しさも半分かな(笑)何度も連絡してごめん.ね。でも 、ゲストじゃな いとダメ だと思.うんだ。こんな気持 ち初めてだし、こ のチャンスを失いたくな.いから…

オレと連絡先交 換し.てく れませんか?

まずな、「親孝行」のくだり。そのド下手な説明台詞をなんとかしろ。

2013年2月15日 (金)

欲求

現代演劇の意義とは?
すでに何度も投げかけられた、この鬱陶しい問が暗に期待する回答は、経済でない以上、もっともらしい社会的有用性か、あるいは自己承認欲求か。
いずれも私は拒否したい。
あえていうなら、それら陳腐な“模範解答”がまかり通る、この社会を相対化してみせること。

敗北

ソフトバンクのCMが「面白い」とされていることに“敗北”を感じる。シュールのほどよき塩梅が、世間ではせいぜいそこらに設定されているのかと。

2013年2月14日 (木)

はらり

誰も覚えてないと思うけど、「ジョマク」で長女が立ち上がり、膝からはらりとハンカチが落ちるとこがある。
なんら「意味」はない。稽古場で偶然起こったのを私がとても気に入って採用した。
たしかフローベールの「感情教育」にこんなシーンがあった気がする。
いや「ボヴァリー夫人」だったかな?

2013年2月12日 (火)

尾木ママ「それで学力上がるのか」 今井氏「特別活動の時間が」 学校週6日制に賛否

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130212-00000506-san-soci&1360633625

「いま日本に必要な学力とは何か」とか、そんな話かね? 
こういう議論て昔からずーっとあるけど、結局基礎学力ってある程度ツメコミ教育にならざるを得ないんじゃないの? で、それが結構バカにできないんだよ。ほんと、この歳になって、つくづくそう思う。
つか、ほんとにそんなに学力低下してる? 若者と接してても、まったく実感ないんだが。
むしろいい年こいて論理的な思考態度を身につけていない、同世代の人間にこそ苛立つばかりなのだが。

2013年2月 9日 (土)

黙ってろ

通念的価値観に凭れかかり、無責任な印象批評をさも自分の意見のように言うくらいなら、いっそ黙ってろと言いたい。

致命的

故筑紫哲也氏がかつて「朝日ジャーナル」で示したような、若者に対する“物わかりの良さ”は、滑稽を通り越して醜悪だと思っている。
若者におもねるつもりは毛頭ない。
が、一方で、通俗的な若者文化を知らなくても恥ずかしくないしちっとも困らない、という理由で切り捨ててしまうのは、現代劇の書き手としては、致命的にダメだと思う。

2013年2月 8日 (金)

迷惑メール

晒しとく。同じの来てる人、無視するように。

Hanbai.jpからのお知らせ

Hanbai.jpをご利*用下さいまして、ありがとうございます,
下 記の内容にて ご注文を承りました,

----------------------------------------------------------------------
★ご注文内容
----------------------------------------------------------------------

dyson サ イクロンクリーナー DC46 turbinehead DC46THCOM 61,779円(税込み)
この商品は,即日発*送可 能です._

Panasonic ブルーレイ DIGA DMR-BZT920-K 102,80,0 円(税込み)
この商品は 即日発 送可,能です_

【鹿児島県】芋焼酎
森伊蔵酒造【森伊蔵】1800ml+超プレミア【魔王】1800ml 41,990円 (税込み)
こ の商品は.即日発 送可*能です_

手*数 料    :315円
小計      :206884円
合計     :206884円

----------------------------------------------------------------------
これより 発 送準備にとりかかります,発,送までしばらくお待ちください.
なお,商品出荷後のお客様都合によるキ ャンセル・返品はお受けできません,
※銀 行振,込みでお支払 の場合は,ご入金を確,認後の発 送となります.

<ポ,イ*ン トをご利,用のお客様へ>
ポ,イ,ン,ト利,用のご注文(現*金又は_クレ.ジット併用)をキャンセルされた場合,
ご返,金はポ*イ*ン トから優先的に行いますので、予めご了承くださいませ

2013年2月 6日 (水)

検証

上杉隆 氏に発言を引用されたドブレイユ氏が実際に言っていたこと

http://www34.atwiki.jp/ddic54/pages/136.html

メディアリテラシーの重要性を、ある意味この“元ジャーナリスト”が身体を張って教えてくれている。
それにしても“原発問題”と“慰安婦問題”はよく似てる。「問題」の形成過程も、構造も。

2013年2月 4日 (月)

概念

言葉の定義から始めねばならない、そういうケースがあるのは仕方ない。概念を共有するために労力を惜しむつもりはないが、しかしそもそも概念を理解する能力がない、とわかったときの絶望感。

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »