「なでしこ銘柄」に17社選定 東証、女性活用企業など
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013022601002473.html
東京証券取引所は26日、管理職に占める女性の比率の高さや育児支援の充実ぶりなどを基準に、1部上場企業17社を「なでしこ銘柄」として選定した。経済産業省との共同企画で、個人投資家に取引の際に参考にしてもらうとともに、企業側に女性人材の活用を促す狙いがある。
17社は次の通り。
マルハニチロホールディングス、積水ハウス、アサヒグループホールディングス、東レ、花王、住友ゴム工業、旭硝子、大同特殊鋼、住友金属鉱山、ダイキン工業、日産自動車、ニコン、東京急行電鉄、KDDI、豊田通商、ファーストリテイリング、三井住友フィナンシャルグループ。
先日ニュース番組で、これを企業の社会的位置づけの変化、という文脈で語っていたが、その理解は違う、と私は思う。
たしかに「なでしこ銘柄」の命名・選定じたい政策的で、副次的には少子化対策等々の狙いもあるのだろうが、“女性の活用”自体はもっとシンプルに資本主義の要請による。たとえば出産後の職場復帰に関しても、企業は託児所の設置やその他のコストを負担してなお、それを上回る生産性の向上を見込んでいるわけで、決して「優しさ」や「おもいやり」や「寛容性」によって、この制度が支えられているのではない。
つまり企業(=株主)にとっては、男だろうが女だろうが、社員はバカより優秀な方がいい。それだけのことだ。
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