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2012年11月 4日 (日)

『日本への遺言』福田恆存

言わずと知れた、戦後を代表する保守派の論客。劇作家にして演出家、翻訳家、評論家。久しぶりに本書を読み返してみた。
いささかも古びてない、といったら、さすがにそれは言い過ぎで、ちょっと今の時代には…と感じてしまう部分も、あるにはあるのだが、しかし肝腎なところは今でも充分通用する。というかむしろ今、読まれるべき作家なんじゃねーの、と私は思う。
「読まれるべき」と書いたからには、続けてその理由を述べねばならぬが、私にもささやかながら「世間」というものがあって、あんまりこういうところで他人の悪口をズケズケ書くわけにもいかんのです。
ともあれ、こんな演劇人が同時代にいて欲しかったぜ!

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