間抜け者
普通選挙法に基づく総選挙が日本で初めて行われたのが1928年。
婦人参政権が成立したのが1945年。
それから67年が経ち、一応は民主主義の定着したこの国において、「国家VS民衆」の図式で物事を語ることが、そもそも欺瞞なのである。
民衆を「弱者」としたマルクス主義的な勧善懲悪物語が若い世代に受け入れられぬのは、ゆえに至極当然のことなのだ。
まして共産党独裁国家に我が国の領土が侵されようとしているこの時代。
むろんいつの時代にも間抜け者は一定数存在する。
旧世代の残り香の中に安住し、「現実」と無縁でいたい彼ら空想平和主義者は今、躍起となって周囲に“右傾化”のレッテルを貼り、おのが単細胞ぶりを正当化する。
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