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2012年6月

2012年6月29日 (金)

先入観

「先入観」というと聞こえが悪いが、自分がそれを持つに至った経緯というものが、やはりそれなりにあるのだし、その根拠は、そう軽んじていいものじゃないハズだ。

忘れる

最近、私も「大人」になったなあと思うのは、“忘れる”術を身につけたこと。
若い頃は、腹立たしいことがあると、それを頭の中で何度も何度も反復し、「怒り」に磨きをかけたものだけれど、この頃は、いちいちそうもしてられないから、あっさり捨てて、記憶から消し去ってしまう。
けれど、決して「赦した」わけじゃないんだぜ。

2012年6月27日 (水)

第一稿

次回作の第一稿が上がった。
「原作もの」だが、ほとんど私の創作。ほぼオリジナル。
まだまだ「読み物」の域を出ていないという自覚はあり、「戯曲」にするには、ここからが実は長いのだ。推敲は稽古開始まで(開始してからも)続くのである。
しかしともあれ、ひとまず脱稿。冷却期間。
来月半ば締め切りの、副業の台本書きをはじめることにする。

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答えありき

「代替案もないまま原発を忌避し、『国と電力会社が悪い』と言うばかりの人たちとは議論のしようがないんです」

「結局、反原発派の議論も答えありきなんです。『原発は悪』という結論、宗教的ともいえる“信心”を先に決めて、それに合う証拠資料を無理やりにでも集めていく」

http://wpb.shueisha.co.jp/2012/06/26/12229/

2012年6月21日 (木)

決算

公演の決算書作成。
まだ若干、費用の確定していない部分があるが、そこは概算で数字を置き、収支を出す。
予想していたことではあるけれど、すごい数字にになってしまった…。こりゃあやり方を根本的に見直さないとダメだ。「こうすればできるハズ」という希望的観測は、ことごとく打ち砕かれる。もちろんすべて私の責任だ。過去にも大赤字をくらって活動停止したことがあり、同じ轍は踏むまいと、今回は周到に準備してきたつもりだったが、やはり見通しが甘すぎた。それは金に限った話ではなく。

今日は副業。朝まで仕事。
とりあえず仕事のあることはありがたいことだ。

2012年6月19日 (火)

福島の女性調査:流産や中絶の割合、震災前後で変わらず

どこぞのバカが、放射能の“怖さ”を印象づけるために、その因果関係が科学的に立証されたわけでもない(むしろ否定されている)奇形児の写真などばらまいて不安を煽り、正義ヅラして悦に入っている(それが極めて差別的行為であるという自覚すらないのだから呆れ果てる)のとは対照的に、福島の女性は現実に対し冷静であったということだ。

http://mainichi.jp/select/news/20120619k0000m040103000c.html

福島県の妊娠数に対する自然流産と人工中絶の割合が東日本大震災前後で大きな変化はみられないことが、福島県立医大の今年1月末までの調査で明らかになった。調査した藤森敬也教授は、数字上は原発事故の影響やストレスで流産が増えたり、中絶を選ぶ人が増えたりしたという状況は確認できないとしている。

 放射能の妊娠・出産への影響に関する懸念が県民に広がっているのを受け、県内の産婦人科医院など78施設にアンケートを実施。震災前(昨年1月〜3月11日)と、震災後(3月12日〜今年1月)を四つの期間に分けた計5期間の診療件数を比較した。

 その結果、妊娠100件当たりの流産数は、震災前の10.1件に対し震災後は9.6〜11件で推移し、統計的に意味のある差はなかった。藤森教授は「自然流産は通常、妊娠の10〜15%起こるとされるので、その範囲内にある」と評価。中絶数も震災前の妊娠100件当たり17.8件に対し、震災後は17.3〜19.1件と明確な変化はみられなかった。

2012年6月10日 (日)

休日

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今日は役者は自主稽古。演出家は休日。
演出家の私は休日でも、プロデューサーとしての私には仕事がたんまりある。領収書を整理し、資金繰りの調整、そしてこれが最大の懸案である、チケットの販促…。
書かねばならぬ原稿もあるのだけれど、作家としての私など、もはやどこかにいってしまった。やはり、結局こういうことになってしまうんだな。
 
「ジョマクノギ」初日まで、あと4日。
関東は今日、梅雨に入ったという。

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