運転免許
18歳の夏だか秋だかに、自動車の運転免許を取った。
正月に帰省して、父の車を借り、地元の友人と遊びほうけた。
そうして深夜に帰宅し、華麗に車庫入れしようとしたら、ガリガリガリ!
あちゃあ!
…しかしまあ、夜中に大騒ぎするほどでもないか、ガレージに少し擦っただけだし。と、そのままこっそり二階に上がり、ベッドにもぐり込んだ。
翌朝、カンカンいう物音で目が覚めた。
朝っぱらからうるせえなあ、と窓から外を覗くと、父がハンマーで、凹んだ車のドアを内側から叩いて直していた。
それでさすがに私も懲りて、しばらくペイパードライバーだったのだが、90年代半ば、正式に運転できぬ身となった。
免許の更新手続きを忘れていたんである。
芝居のための金策で、近所の古本屋に漫画本を売りに行き、身分証明書として運転免許を出した時、それが失効していることに気がついた。
大慌てでその日の内に警察へ行ったのだけど、すでに失効から半年以上が過ぎていて、またイチから取り直さねばならなぬと婦警さんに冷たく言われ、「はあ?!」と逆ギレ。
そんなわけで、私は今、車の免許を持ってない。
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